ブログ
2024年 7月 14日 【自分の通う学部学科紹介】担任助手2年松澤(東京大学)
皆さん、こんにちは!
担任助手2年の松澤です。
最近は暑すぎて外に出るだけでのぼせてしまいそうですね…
熱中症にはくれぐれも気を付けていきましょう!
さて、今回は私が所属している、東京大学文科一類についてご紹介します。
まずは、そもそものカリキュラムについて説明します。東京大学のカリキュラムはかなり特殊です。
受験・入学段階では学部は決まっておらず(推薦入学の学生を除く)、6つの科類に分かれています。2年の前半までの前期教養過程を経て、夏に学部を決めます。
前期教養では、学部に進むための勉強の他、文理を超えた様々な学びをすることができます。
要するに、幅広い教養を身に付けてから、専門的な勉強をする、というカリキュラムになっているということです。上記のシステム(「進振り制度」と言います)のメリットは、大学に入ってから理転・文転できたり、学部を決めかねている場合にゆっくりと学部を決めることができたりすることです。
後から選ぶとはいえ、各科類から進学する、メインの学部は存在しています。メイン以外の学部に行くには、前期教養過程でかなりの成績をとらなくてはならない場合もあるので、受験する科類選びには注意が必要です。
私は元々行きたかった、法学部がメインの進学先である文科一類に入りました。
文科一類では、法学部に進むための法学・政治学、英語や第二・第三外国語、その他さまざまな学問を学びます。例えば、私は社会哲学、国際関係論、工学、生命科学、統計学などに触れました。
特に、コンピューター上で3次元のオブジェクトを設計する3D CADの授業は、文系の学生ならおおよそできないだろう経験できないことで、とても面白かったです。以上、学部学科紹介でした。皆さんの大学選びのお役に立てたら嬉しいです。高3の皆さんにとって、大学生活を送る自分の姿が少しでもクリアに想像でき、受験勉強のモチベーション向上につながっていたら幸いです。